今日の一句
沢蟹が かさかさかさかさ 川の中
町のはずれに、住職のいない空き寺がありました。
町の人にすれば防犯の面からしても取り壊すか新しい住職を迎えるかでなかなか話がまとまりません。
そんなこんなしているうちに、町では行方不明者が続出するようになってきました。
なんでも、犬の散歩に行ったきり帰ってこない。
とか
町の防犯で空き寺のほうに見回りに行ったきり帰ってこない。
と言うのです。
もちろん、警察も動き始めて捜索しましたがまったく手がかりがつかめません。
拉致。。。
あの空き寺の辺りに夜行くと危ない。
と言う噂は瞬く間に広がり、町の人たちは、原因の分からない失踪におびえる日が続きました。
そんなある日のこと、どこから来たのか日本の文化に興味があるというバックパッカーの外国人がこの町にやってきました。
この外国人、突然やってきてホームステイ先を探し始めたのです。
こんな素姓のしれない外国人を泊めてやるようなおひとよしはこの町にはいませんでした。
あんな事件があったばかりです。
途方に暮れた、バックパッカーの外国人はいつの間にか町のはずれのあの空き寺までやってきました。
この外国人も、この寺の周辺でおきた失踪事件の事は耳にしていましたが、もう辺りは暗く寝る場所も見つかりません。
もうここで寝よう。
外国人は、ここで一晩を明かすことに決めました。
もう何年も、住職のいない空き寺はとても気味が悪くなかなか寝付けません。
それでも、一日中歩き回っていた外国人はいつしか眠っていました。
眠りについてからどのくらい時間がたったのでしょう?
何かの、気配を感じて目が覚めてしまいました。
恐る恐る、辺りを見渡すとそこには年老いた坊さんが一人、枕もとで手品をしています。
オーマイゴット!!
あまりの恐怖に思わず叫んでしまいました。
すると、坊さんがいいました。
まー落着け。。。。。
お前日本語解るのか?
と日本語で質問してきました。
ノースピークジャパニーズ。。。
と英語で、日本語は解らないふりをしましたが、お前わかるじゃねーか!!とつっこまれてしまいました。
しかも、おまえインド人だろ!
この年老いた坊さんにすべてを見抜かれてしまいました。
年老いた坊さんは、手品の途中でしたが、静かに話し始めました。
私が、なぞなぞを出す。
もし答えられれば、命だけは助けてやる。
インド人は、ピンときました。
このジジーが、連続失踪事件の犯人だ!
ですが、あまりの恐怖に腰が抜けていたインド人はおとなしくなぞなぞにこたえることにしました。
「では、いくぞ。大足二足(たいそくにそく)、両足八足(りょうそくはっそく)、二眼天眼通(にがんてんがんつう)にして、色紅(いろべに)とは、これいかに?」
インド人もこんなに簡単ななぞなぞでいいとかと思いましたが、恐る恐るこたえました。
答えは、蟹(かに)ですか?
見事に答えられてしまった坊さんは、突然苦しみだしてその場から逃げ出してしまいました。
残されたインド人は、突然の出来事に何が何だかわかりません。
ですが、なんとなく殺されずに済んだのは解りました。
そして次の朝。。。。
町の人たちに昨夜のことを話しました。
当然、誰も信じる者はいませんでした。
思わぬところで、日本の怪談に遭遇してしまったインド人は旅を切り上げて国へ帰ることにしました。
そして、歯を磨きに古井戸のそばに行くとそこには大きな蟹(かに)が死んでいました。
インド人は、思いました。
きっとこの蟹(かに)が、行方不明になっている人を食ってしまったに違いない。
あんな恐ろしい体験をしたのも何かの縁。
私が、ここで住職になり行方不明者を弔う事にしよう。
そうして、このインド人は日本に帰化してこの寺の住職になったとさ。
おしまい。
このお話は、私の作り話です。。。。。。。
蟹の妖怪
出典:【妖怪大百科】 蟹坊主(かにぼうず) - YouTube
この話が本当のお話です。
と言う事で今回は蟹(かに)についてまとめていきたいと思います。
蟹
蟹(かに)と言えば、私はやっぱりタラバガニやズワイガニなどを思い浮かべます。
お正月まじかのスーパーにいくといっぱい並んでますよね。
お正月には、ちょっと贅沢して購入します。
私の家では、毎年買うようにしています。
まるまる一匹はなかなか買う事は無いですけど、足だけでも結構おなか一杯になります。
結構前の話になるのですが、お正月に蟹(かに)を買いに行った時、ほかのタラバガニに比べたら少し安い蟹(かに)があったのでこれでいいやと思い買って食べていたら、なんかあまりおいしくない。
安い蟹(かに)はやっぱりまずい!
なんて思ていたら、実はタラバガニではなくてアブラガニだったなんてこともありました。
素人が見ても全然わかりません。
値段は、確かに安かったのは覚えています。
贅沢しようと思ったときは、ケチケチしたらダメですね。。。
アブラガニとタラバガニの違い
調べたらこんな感じでした。
とげの数なんて、足しか買わない私にとっては確認のしようがありません。
とりあえず足が赤いのがタラバガニ。
白いのがアブラガニと言う事みたいです。
値段が1000円ぐらい違ったと思うので、値段で見分けるのが一番わかりやすいのではないでしょうか?
タラバガニもアブラガニも、むき身で食べたらわからないという人もいるようですが、私は高いだけあってやっぱりタラバガニのほうがおいしいと思います。
正月ぐらいしか食べないので、今年も蟹(かに)を買うならタラバガニにしたいと思います。
ズワイガニです。
私は、あまりズワイガニは買う事がないです。
見た目もタラバガニと並んでしまうと、どうしてもタラバガニのほうが大きいしおいしそうに見えてしまいます。
このズワイガニは、水揚げされる地域によって呼び方が変わるそうです。
ズワイガニの由来
刺身、焼き物、鍋物、蒸し物などさまざまな食べ方で楽しまれているズワイガニの名前の由来は、木の枝のような長い脚を持つ姿からつけられたと言われています。
細くまっすぐな枝を表す 「楚(すわえ)」という言葉がだんだんと変化して 「ズワイ」となり、
「楚のようなカニ→スワエガニ→ズワイガニ」
と呼ばれるようになったという説が有力です。
ズワイガニは多くの別名を持つ蟹でもあり、地方ごとの主な呼び名とその由来の例をご紹介します。・山陰地方…松葉ガニ
・北陸地方…越前ガニ
・丹後半島…間人ガニ(読み方「たいざがに」)また、メスのズワイガニのことを山陰では親ガニ・こっぺガニ、北陸ではセイコ・香箱ガニなど呼び分けることもあり、松葉ガニ・越前ガニ・間人ガニとともにブランド化されています。
地方によって呼び名が変わっても、ズワイガニの扱い方(茹で方・さばき方など)や食べ方はほぼ全国共通です。
ワタリガニ・イシガニ・ガザミ
この蟹は(かに)は全部ひっくるめてワタリガニと呼んだりするそうです。
この種類は足にひれが付いています。
大きさや、色・形も違いますがワタリガニと呼んでも問題なさそうです。
スーパーなんかで売っているのは大きめのガザミ・ワタリガニなどだと思います。
よく、岸壁などに引っ付いているのは小さめのイシガニになるのでしょうか?
岸壁なんかでも結構釣れるみたいですよ。
私は網でとっていましたけど。
こんな感じで売っていますね。
味噌汁にするととてもおいしいです。
味噌汁です。
最近食べてないですね。
ものすごく美味しいだしが出ます。
ワタリガニのキムチなんてのもありましたね。
大阪の鶴橋で一度買ったことがあります。
結構、おいしかったです。
カブトガニ
出典:カブトガニが絶滅してしまう!?原因は? | カブトガニの飼育方法
食べたことはありません。
熱帯魚屋さんに行く私は、とたまに5センチぐらい小さいのがいます。
観賞用として、飼育されてるかたもいるのでしょうか?
海でも、観たことないです。
地域によっては、天然記念物に指定しているところもあるので捕まえる時はその場所が、捕獲しても良い場所なのか確認する必要があるみたいです。
外国では、結構食べられているようです。
出典:http://www.asia-network.net/Dish/A3-6.htm
こんな感じで売っているようです。
売っているカブトガニは大丈夫だと思いますけど、とる時期によって毒を持つらしいので注意です。
貝毒みたいな感じなのでしょうか?
毛蟹
私は、一度しか食べたこと無いと思います。
蟹(かに)をたべるならケガニが一番うまい!
ていう人もいます。
沢蟹(さわかに)
沢蟹です。
こんな感じで売っているのは、観たことないです。
魚屋などでタライの中で生きたまま入っているのは見たことあります。
きれいな川に行けば結構います。
最後に見たのは、大阪の箕面公園ですね。
これも、どっかの居酒屋で食べたことがあるぐらいです。
殻ごとバリバリ食べる感じになります。
自分で、買ってまでは食べたいと思いません。
毒のある蟹(かに)
スベスベマンジュウガニ
生 息:インド洋から西太平洋に分布し、日本では千葉県から沖縄県まで
大きさ:甲長3.5cm、甲幅5cm
毒成分:麻痺性貝毒成分のゴニオトキシン、サキシトキシン、ネオサキシトキシン、フグ毒のテトロドトキシンなどを併せ持つが、生息地によって成分の構成比、毒量が大きく異なる。人間の致死量を軽く越える個体もいるから注意が必要だ。
これらの毒は基本的には餌に由来すると推測されている。ただし危険なのは食べた場合のみで、触るだけなら心配ない
ウモレオウギガニ
生 息:ハワイ・小笠原諸島・屋久島以南の南太平洋、ただし2011年には和歌山県すさみ沖で発見されており、日本列島を北上している可能性が高い。
大きさ:甲幅5~7cm
毒成分:テトロドトキシン(フグ毒)やサキシトキシン(麻痺性貝毒)を筋肉部分に大量に含み、カニという部類の中では最強の毒性を持つとされ、死亡例が報告されており、奄美大島でこのカニを味噌汁で食べた5人家族のうち2人が死ぬという事件があった。スベスベマンジュウガニと同様、食べなければ大丈夫。
ツブヒラアシオウギガニ
生息:インド洋から西太平洋の暖かい地域の死サンゴ塊の隙間に生息
大きさ:5cm前後
毒成分:ウモレオウギガニと同様の:テトロドトキシン(フグ毒)やサキシトキシン(麻痺性貝毒)を持つ。日本ではこのカニを食べたことにより死亡した例が3件報告されている。食べなければ大丈夫。
すべて、の毒蟹(どくがに)は食べさえしなければ大丈夫のようです。
地球温暖化で、見たことないような生き物がけっこう近場で見れたり捕まえられたりすることが増えてくるかもしれません。
見たことない生き物は食べないようにしましょう。
普通に食べている蟹(かに)にも、あまり食べないほうが良い部分があります。
蟹(かに)は食べてもガニ食うな!!
こんな言葉を聞いたことはありませんか?
蟹(かに)のえらにあたる部分をガニと言います。
この部分です。
熱処理していれば大丈夫ですが、何もしていない生の状態ですと寄生虫や細菌が付着していることがあるらしいのです。
ガニそのものには、毒はないとのことです。
食べても、バサバサであまりおいしいものではないので食べないほうが良いと思います。
カニカマ
カニカマです。
これは、よく食べます。
これは、白身の魚のすり身が原料なので甲殻類ではありません。。。。。。
と言う事で今回は、この辺で失礼いたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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