今日の一句
出典:http://shokumonogatari.jp/information/mobile/cat1521/post_227.html
つやつやで 真っ赤な苺 たべたいな
と言うことで今回は苺(いちご)についてまとめていきたいと思います。
苺(いちご)と言えば。。
ショートケーキですか?
私は、そのまま食べるほうが好きです。
昔は、牛乳と苺をお皿に入れてつぶして砂糖をかけて食べるのが好きでした。
みなさんはどんな食べ方が好きですか?
苺の歴史
出典:https://inakasensei.com/wild-strawberry
いちごが人に食べられるようになったのは、石器時代(約200万年前)ぐらいからと言われています。。
石器時代(約200万年前)、人は狩かりや漁りょう、木の実などを採取して生活していた。
その時に、野生のいちごをとって食べていた。
また、このころは、いちごの実だけではなくて、葉っぱや茎、根なども薬として利用りようしていた。
それから、フランスやベルギーなどで、野生のいちごを持って帰って畑で栽培されていたというはなしもあるんだけど、いちごが本格的に作物として栽培されはじめたのは、約200年前からなんだ。
北アメリカと南アメリカからの2種類の野生のいちごがヨーロッパに運ばれて、2つのいちごがかけあわされて、現在のようなおいしいいちごが誕生したんだ。
野生のいちごにくらべて、かけあわされたいちごの実の大きさは10倍にもなって、味の方ほうもだんぜんおいしくなったんだ。
そうして、いちごの人気が出て、世界中の国々で食べられようになるまでひろまったんだよ。
そして、日本でもいちごの栽培が明治時代から
はじまって、いろんなおいしいいちごどうしをかけあわせて現在のような品種のいちごが誕生するようになったんだよ。
野イチゴもおいしいですよね。
見つけるとちょっとうれしくなります。
タイミングよく見つけないと鳥や虫に食べられてしまうのでなかなか見つけるのも難しいです。。。
食べられる野イチゴ
- 和名:クサイチゴ(草苺)
- 別名:ワセイチゴ(早稲苺)
- 英名:Japanese raspberry
- 学名:Rubus hirsutus
- 階級:バラ科キイチゴ属 分類:落葉小低木 分布:本州、四国、九州 形態:茎には毛が多く、棘がある
- 果実熟期:5~6月
- 果実:生食可能。
- 花の咲く時期:4~5月に直径4cmほどの白い花を咲かせる 葉の特徴:葉は卵形〜楕円形。細かいギザギザがある。
クサイチゴは野イチゴの中でもポピュラーな種類で、日当たりのいい草地や登山道などで比較的よく見かけます。
背丈が20~50センチ程度と低く、枝葉も草木のような質感のためクサイチゴと呼ばれていますが、落葉小低木の分類です。
- 和名:ニガイチゴ(苦苺)
- 別名:ゴガツイチゴ
- 学名:Rubus microphyllus L.f.
- 階級:バラ科キイチゴ属
- 分類:落葉小低木
- 分布:本州、四国、九州
- 形態:茎や枝は粉白色になり、細い刺がたくさんある
- 果実熟期:5~6月
- 果実:生食でき甘いが、苦みがある場合もあるため苦苺と呼ばれる。
- 花の咲く時期:4~5月に花径2㎝ほどの白い花を咲かせる。
花は上向きで小さく、花弁が細いのが特徴
葉の特徴:葉は浅く三つに切れて裏が白い。
三裂しないものもある。
林の縁などの日当たりの良い場所で群生していることがあるのがこの野イチゴで、茎を複数立てるので藪を形成することが多いのも特徴。
- 和名:モミジイチゴ(紅葉苺)
- 別名:黄苺
- 学名:Rubus palmatus var. coptophyllus
- 階級:バラ科キイチゴ属
- 分類:落葉低木
- 分布:北海道、中部地方以北
- 形態:枝にとげが多く、高さは50㎝~2mほど
- 果実熟期:6月 果実:黄~オレンジ色に熟す。
- 果実:美味しい
- 葉の特徴:名前の由来となっている紅葉にしていて、3~5に割れて、縁はギザギザしている。
秋から冬にかけて、葉が紅葉し色づくとモミジに似ていることからこの名前がついたとされていますが、葉の形状はそこまでモミジには似ていません。
- 和名:クマイチゴ(熊苺)
- 学名:Rubus crataegifolius Bunge
- 階級:バラ科キイチゴ属
- 分類:落葉低木
- 分布:北海道、本州、四国、九州
- 形態:1~2mになる。
- 茎は赤紫色でとげが多い
- 果実熟期:6~8月
- 果実:美味しい
- 葉の特徴:広卵形をして3~5に割れ、縁は不揃いにギザギザしている。
- 和名:ナワシロイチゴ
- 別名:アシクダシ・ウシイチゴ・サツキイチゴ
- 英名:Japanese raspberry
- 学名:Rubus parvifolius
- 階級:バラ科キイチゴ属
- 分類:落葉小低木
- 分布:日本中に分布し、道路わきなどに見かける
- 形態:茎には棘がある、茎はつる状に延びてつるはいまわる。
- 果実熟期:6~7月
- 果実:甘酸っぱい
- 花:赤紫だが花弁が開かないため目立たない
- 葉の特徴:葉の裏に白い綿毛がたくさん生えている。
葉は3枚あるいは5枚の小葉からなる複葉。
茎がツル上で地面をはい回ることと、花が赤紫で開かないことが特徴。
- 和名:バライチゴ
- 別名:ミヤマイチゴ(深山苺)
- 英名:strawberry‐raspberry
- 学名:Rubus illecebrosus Focke
- 階級:バラ科キイチゴ属
- 分類:落葉小低木
- 分布:日本中に分布し、道路わきなどに見かける
- 形態:地下茎は長く、茎は高さ10~60㎝ほどになる
- 熟期:8~10月
- 果実:甘酸っぱい
- 葉の特徴:葉の形は細長く他のキイチゴ属と異なる。
薔薇のような大きな花をつけるためバライチゴと言われています。
花はとてもキレイなため北アメリカやヨーロッパでは観賞用として育てられているそうです。
千葉県では重要保護生物、京都府では絶滅危惧種に指定されていて採取が禁止されている。
- 和名:フユイチゴ(冬苺)
- 別名:カンイチゴ(寒苺)
- 学名:Rubus buergeri Miq.
- 階級:バラ科キイチゴ属
- 分類:落葉小低木
- 分布:九州・四国・関東以西の本州
- 形態:枝別れして約2メートル枝を伸ばして株を作る。
- 背丈は20センチ程度
- 果実熟期:11~1月
- 果実:美味しい
- 葉の特徴:5~10㎝ほどの丸形で浅く3〜5裂する
背丈は20~30センチ程度ですが、這うようにして枝を長く伸ばします。
- 和名:ヘビイチゴ(蛇苺)
- 別名:毒イチゴ
- 英名: False strawberry
- 学名:Potentilla hebiichigo
- 階級:バラ科キジムシロ属
- 分類:多年草
- 分布:日本全土
- 形態:花の柄は4~7㎝で茎は地面を張って大きな株になる 果実熟期:6~8月
- 果実:生食可能だが、甘みはない
- 葉の特徴:葉は三葉で楕円形をしていて、縁はギザギザしている
食べられる?
毒はあるの?
ヘビイチゴという名前や別名の「毒イチゴ」から毒があると思われていることも多いですが、実際には毒はなく食べることが出来ます。
ヘビイチゴ属のイチゴはいずれも黄色い花を咲かせるのが特徴です。
調べていると、毒のある野イチゴは無いようです。
食べてみてまずいものはあるようです。
ためしに口にしてもよさそうでした。。
出典:ワイルドストロベリーの苗はいろいろ?|ガーデニング|趣味時間
日本ではエゾヘビイチゴと呼ばれています。
このワイルドストロベリーは、ホームセンターなんかでも苗をよく見ます。
今まで紹介してきた野イチゴはキイチゴ属
ヘビイチゴはキジムシロ属
ワイルドストロベリーはエゾヘビイチゴと言いますが
オランダイチゴ属と言うことです。
よく解りませんけど。。。。
種類が違うようです。
今私たちが食べている苺のルーツが
このワイルドストロベリーになるようです。
と言うことで今回はこの辺で失礼いたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。