今日の一句
ニワトリに とっては災難 クリスマス
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と言うことで今回は、クリスマス・チキンについて調べていきたいと思います。
クリスマスと言えばケーキにチキン。
チキンを調べる前にクリスマスケーキの始まりについてもしらべてみました。
クリスマスケーキ
イチゴのショートケーキを日本で作り出したのは「藤井林右衛門」だと言われています。
大正元年、アメリカに修行に渡った林右衛門が出会ったのは生クリームといちごをスコーンで挟んだ 「ストロベリー・ショートケイク」なるものでした。
帰国した藤井がスコーンを日本人好みのやわらかいスポンジに変えたものがイチゴのショートケーキの始まりだと言われています。
また、昭和40年代頃に冷蔵庫の普及が始まり、店舗や家庭に冷蔵庫が広く広まりました。
その頃から生クリームのショートケーキがクリスマスケーキの主流になったと言われています。
そしてこの藤井林右衛門こそが お菓子メーカー『不二家』の創設者なのです。
日本では一般的になったクリスマスケーキの原型は不二家が大正11年(西暦1922年)頃から広めたものだったのです。
不二家のクリスマスケーキが日本のクリスマスケーキの原型を作った 社名は、創業者である藤井家の「藤」と日本のシンボルである「富士山」 そして「二つと無い存在に」(不二)との意から『不二家』と名付けられたそうです。
クリスマス・チキン
クリスマスといったパーティで七面鳥を食べるのは、宗教的理由と誤解されていますが、実はアメリカ建国時代の苦労をしのび、感謝の念をよびおこす、アメリカ発の風習なのです。
17世紀、ヨーロッパからアメリカへ向かった移住民たちが、現地で飢えをしのぐために捕まえ食べたのが、七面鳥でした。
インディアン(ネイティブアメリカン)からも七面鳥が与えられ、彼らは飢え死にせずに済んだのです。
無事に冬を越した移住民たちは、インディアンたちにお礼として、収穫した食べ物を差し渡したといいます。
当然その中には七面鳥も含まれました。
アメリカという今があるのは、七面鳥という貴重な食料のおかげで生きながらえたからです。
アメリカ文化において七面鳥は、いわば「縁起物」として感謝祭やクリスマス、結婚式などの祝いの席には欠かせない食べ物となりました。
アメリカの文化では縁起物として、クリスマスとは限らずおめでたい席では七面鳥を食べているようでした。
調べていると、クリスマスに七面鳥。
という決まりはないようで国や家によって食べるものもいろいろのようでした。
ところで、日本ではいつ頃からチキンを食べることになったのでしょう?
日本のクリスマス・チキン
ある年のクリスマスの時期、外国人のお客さんが来店してこのような注文をしたようです。「日本では七面鳥が手に入らないからケンタッキーのフライドチキンでクリスマスを祝おうと思う。サンタクロースの格好をしてデリバリーしてくれないか。」この出来事にヒントを得たケンタッキー青山店の営業マンが「ケンタッキー・フライドチキンを食べてクリスマスを祝うのを日本のクリスマスの習慣にしよう」と思い、3年後の1974年からケンタッキーのクリスマスキャンペーンが始まりました。
このキャンペーンが大当たりし、アメリカの文化・クリスマスをアメリカのKFCで祝うというハイカラな感じが日本に広く受け入れられることになりました。
また、当時日本では手に入りにくかったまるごとの七面鳥やチキンをクリスマス用に買い求める外国人に提供した唯一の店がケンタッキーだったとも言われています。
と言うことで今回はこの辺で七礼いたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。