今日の一句
夕焼けと 野焼きの煙が
一筋に 上る秋空 からすが帰る
この間の事です。
テレビのニュースで野焼きが、問題になっていました。
煙の苦情なのでしょうか?
確かに、干してある洗濯物や布団に煙がかかれば匂いがつき嫌な思いをします。
私の家の回りでも、畑や田んぼの野焼きほどではないですが近所のおじさんが自分の家の草刈りをした時に出た雑草を燃やしていて、近所のおばさんに煙がこっちに流れて来て煙たいからやめて❗
言われていました。
ちょっと、焚き火しただけでも苦情がでるのですから野焼きみたいに大規模に燃やしたらそりゃー 文句を言われない方がおかしいでしょう。
でも、今回の野焼きの事はニュースで問題にするぐらいですから難しい事情があるようです。
ニュースによれば先に住んでいたのは、農家さんで昔から野焼きをしてきたとの話なのです。
なんかややこしい話になってきました。
それは、そうですよね!
野焼きみたいなものは、むかーしからしてきていて昨日今日始めました! みたいなものではないとおもいます。
ですから、
私の家の回りみたいに、新しく移って来た人どうしがもめているのとは訳が違う事なのでしょう。
そうなると、、、
昔から、農業をしてきた人たちが、後から来た人たちに苦情を言われていると言うことになります。
少し、聞いただけでもややこしい問題です。
農家さんにしてみれば、昔からやっていること。
新しく転居してきた人にしてみれば、初めて見る野焼きにビックリ。
と言ったところでしょう。
この時期になると、野焼きしている所によく出くわします。
それこそ、この時期になれば田んぼや畑のあるところでは当たり前の光景です。
田んぼの間を通っている道路なんかは煙ですごいことになったりします。
でも、この時期の短い間のことです。
私なんかは通りすがって行くだけですから、野焼きの風景を見ると、今年もこの季節が来たなーなどと感じられて決して嫌な感じはしませんが、きっと都会から移り住んできたひとにとってはとんでもない! と言うことになるのでしょう。
アパート暮らしであれば、気に入らなければ引っ越せばすみます。
それでも、何で私が。。という気持ちになるとは思いますけど。。。。。
ましてや、そこに家を買ってしまって秋が来たらものすごい煙だった。
と言う話です。
私が知っている、限りでは新しく出来た住宅地はほとんどが山を崩して作ったりしています。
そういう場所は、決まって住宅地以外の場所はむかーしからの農家さんがいらっしゃいます。
野焼き禁止!
見たいな乱暴な真似はなかなか難しいようです。
私の見たニュースでは、解決の答えまではでていませんでした。
野焼きに限らず、新しく住んだ場所はこんなところだった❗
みたいなことは、結構あると思います。
御近所さんが、こんな人だったみたいな。。。。
良い方にビックリできれば良いですが。。。。。。
住んでみないと解らないことはたくさんあると思います。
皆さんだったら、どうしますか?
と言う事で今回は、野焼きについてまとめてみました。
野焼き
呼び方としては、焼畑とか野焼きとか言ったりします。
野焼きと言うと、田畑をこの時期に焼く意味やごみをドラム缶などに入れて焼くなど幅広い意味があるようです。
野で焼くと言う事ですね。
家庭ごみなどを、自分で処理しようとして燃やしてしまう行為は法律で禁止されているようなので注意しましょう。
野焼きとは?
適法な焼却施設以外で廃棄物(ごみ)を燃やすことを「野焼き」といいます。
野焼きは、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下、「廃掃法」)」で原則として禁止されています。野焼きの具体例は?
野焼きに該当するのは、地面で直接焼却する場合だけではありません。
ドラム缶・ブロック囲い・素掘りの穴・法で定められた基準を満たしていない焼却炉での焼却行為なども含まれます。
一般家庭からでるごみの焼却は、野焼きに該当します。野焼きに罰則はあるの?
野焼きをした人には5年以下の懲役、1,000万円以下の罰金のいずれか、または両方が科せられます。(廃掃法第25
条)野焼きはなぜいけないの?
野焼きは、その煙が悪臭や大気汚染(PM2.5など)の原因となるため、周辺住民の大変な迷惑となります。
野焼きでは通常焼却温度が200度~300度程度にしかならないため、燃やすものによっては、ダイオキシン類などの有害
物質を発生させる恐れもあり、人の健康や環境に悪影響を及ぼしかねません。野焼きへの苦情が寄せられています
家庭ごみを焼却しているという連絡が、頻繁に市役所にあります。「煙の臭いが家の中まで入ってくる」「洗濯物が干せな
い」「煙でのどが痛い」などといった内容です。
燃やす人は、「面倒くさい」「昔から燃やしてきたから」「自分一人くらいなら影響ないだろう」など、簡単に考えてしまう
ことが多いようです。
「煙」は人によって感じ方が違います。下記で示した「例外的に認められる場合」であっても、周囲への配慮(風向き・時間
帯・量など)として最低限のマナーが必要です。また、家庭ごみを一緒に燃やす行為は違反行為となります。近隣住民に事前
に周知した後で、できるだけ乾燥した物を少量ずつ焼却してください。
なお、例外的に認められる焼却行為であっても、近隣住民から苦情が寄せられるような場合は、指導の対象となります。燃やさずにごみを処分する方法は?
家庭ごみは、野焼きせずに廃棄物の種類に応じて、「燃やすごみ」「資源ごみ」「粗大ごみ」などに分別して適正に市のごみ
収集に出してください。野焼きの「許可」はできません
市役所に「野焼きをしたい」との申請がありますが、廃掃法で禁止されているため、許可はできません。
自分の家で出たごみを自分で処分したらいけません。
ということです。
問題になりやすいのが、例外に該当する場合の野焼きです。
(廃掃法第16条の2第3号、同施行令第14条)
●国や地方自治体が施設管理を行うために必要な場合
例)河川・道路管理上で必要となる草木等の焼却 など
●災害の予防・応急対策・復旧のために必要な場合
例)災害などの応急対策、火災予防訓練 など
●風俗習慣上・宗教上の行事を行うために必要な場合
例)どんと焼き、不要となったしめ縄・門松などを焚く行事 など
●農業・林業・漁業でやむを得ず行われる廃棄物の焼却
例)稲わら、焼き畑、畔の草、下枝、剪定枝の焼却 など
●たき火その他日常生活で通常行われる場合で軽微なもの
例)暖をとるためのたき火、キャンプファイヤー など
引用:http://www.city.kinokawa.lg.jp/kankyo/noyaki.html
先日、ニュースで取り上げていたのが農業で行う野焼きになります。
農業として野焼きをする意味
農業で、畑や田んぼを焼くのは焼いた灰を肥料にしたり害虫を駆除したりと大変意味のあることのようです。
焼く時期は、刈り入れが終わった後や、春に田んぼや畑に積もった枯葉を焼くみたいです。
自治体によって違うみたいです。
私は、秋のほうが野焼きのイメージがあります。
皆さんの地域ではどうでしょう?
枯れた草(古い草)を焼き払うことで、これから芽吹く新芽(若い草)に栄養を与える為です。焼かれた古い草は肥料になります。
また、害虫駆除の役割も兼ね、より若い草の成長を助長し、豊かな草原を維持できます。
その為、新芽が芽吹く前の冬から春になる前に野焼きが行われます。
里山の風物詩ですね。
草原は、人の手を加えなければ時間と共に森林化します。それを阻止し、草原あるいは農耕地として人が扱いやすい状態を維持します。
また、広大な山林の一部を帯状に野焼きすることで、山火事の際の延焼を防ぐ防火帯を作ることもあります。
https://aisiteimasu888.com/1576.html
野焼きには、良い点も悪い点もいろいろあります。
良い点を生かして続けていく意味でも、できるだけ早くきちんとしたルールが出来て気持ちの良い生活を送れるようになるといいですね。
これからの季節、火の取り扱いには十分注意して生活していきたいと思います。
今回は、この辺で失礼いたします。