今日の一句
水田の
豊作祝う
雀たち
まだ、人々が外に出てこない時間帯。
太陽も、登り始めて間もない。
もう夏もおわり、すっかり秋。
寝巻きのまま玄関を開けると、肌寒い。
それでも、なんだか缶コーヒーが飲みたくて、上着を着て外へ出る。
自動販売機までは、少し距離がある。
そうは言っても、大した距離ではない。
往復したって5分ぐらいの距離だ。
それでも、寝起きの私には少しためらう距離でもある。
前日、お酒を少し飲みすぎていたせいもあるのだろうか。
がんばって、缶コーヒーを買いに行くことにした。
この辺りは、昔田んぼで、そこを埋めたててこのマンションは建てられたらしい。
そう聞かされれば、納得することもたくさんある。
建っている場所は、産業道路に面していて斜め向かいにはコンビニもあるし、右隣にはレンタルビデオ店。
左の隣の隣には銀行もある、生活するには特別不自由はしない。
けれど、マンションの裏手は狭い路地になっていて、小さな町工場が並んでいる。
道路の幅は、軽自動車がやっと通れるぐらいの路地だ。
工場と工場の間には、家が2件ぐらい建ちそうな土地があり、そこはまだ田んぼとしてまだ稲を作っていたりする。
自分の家で食べる分ぐらいしか収穫出来ないんじゃないのかな?
と思うぐらいの広さの田んぼだ。
私は、農業のことはよく知らないので、想像してしまう。
きっとこのあたりの地主さんが、自分の家で食べる分の米を作るのに残したのかな?
そうだとしたら、買ったほうが安いんじゃないのかな?
それとも、ものすごくこだわりのあるおいしいお米がとれるのだろうか?
水はどこから引いてきてるのだろう?
用水路みたいなものは、辺りには見当たらないし、
まさか水道?
そんな事は無いだろう。水道料金いくらかかるんだよ。
まさか!このアスファルトの下に農業用水が流れているのか?
こんな感じで色々な事を、想像してしまう。
もし、用水路がこのアスファルトの下を流れているのであれば思い当たることもある。
このマンションは、特に水がたまるような所も無いのにやたら蚊が多いのだ。
窓を開ければ、風通しは悪くないので節約のためにも窓を開けたい所なのに開けられない程、蚊が多い。
山の中に住んでいるような感じだ。
隣の住人に聞いても同じ意見だった。
それ以外は、家賃も安いし場所もいいので満足していた。
自動販売機についた。
せっかく、ここまで来たし三本ぐらい買っておこう。
辺りは、まだ静かで自動販売機から缶コーヒーが取り出し口に落ちる音が響く。
それに、田んぼのほうからはたくさんの雀の声が聞こえてくる。
ずいぶん沢山いるみたいだな?
普段は町工場の機械の音が響いている場所なので、興味がわいて見に行くことにした。
そこには、借り入れが終わったばかりの田んぼがあった。
この辺りみたいだ。
突然、沢山の雀とムクドリ? が一斉に飛び上がった。
向こうもビックリしたと思うけど、私もビックリした。
借り入れが終わったばかりみたいなので、沢山の米粒が落ちているのだろう。
ビックリするぐらいの、数が一斉に飛び上がった。
どうやら、鳥たちの朝ごはんを邪魔してしまったようだ。
これと言って落ちの無い、ある朝のお話でした。
と言う事で、今回は雀について調べてみました。
ほとんどの、読者さんは見た事ある雀、何処にでもいてますよね。
興味ないかもしれませんが、よろしければお付き合いください。
雀
こんな奴です。よく見るとかわいいです。
こんなにアップで見ることって写真ぐらいです。
鳴いてます。仲間と会話してるのでしょうか?
スズメ(雀、すずめ、学名 Passer montanus )は、スズメ目スズメ科スズメ属に分類される鳥類の1種。人家の近くに生息する小鳥である。
雀の種類
世界規模でみると、15種類ぐらいの雀がいるみたいですが今回は日本にいる雀について調べてみました。
日本にいる雀は、3種類
この三種類です。
スズメ
一番身近な奴です。
茶色い羽根に黒い模様で街のあちらこちらにいます。
オスとメスの区別はちょっと見ただけではものすごく解りずらいのも特徴です。
頬に黒い模様が入っているのも特徴です。
日本で、一番よく見る雀はこれになります。
ニュウナイスズメは、主に山で生息しています。
頬には黒い模様は無いですが、顎のあたりに黒い髭にも見える模様があるのが特徴です。
舌切り雀の話に出てくるスズメはニュウイナスズメでしょうか?
このスズメは、あまり日本ではいないようです。
最近になって日本に来た種類で、北海道などにいる種類のようです。
主な生息地はヨーロッパや中央アジアになります。
雀って種類があったんですね。
みんな同じ種類だと思ってました。
見分けるのは、難しいみたいですけど、機会があったら観察してみたいと思います。
今回は、こんなところで失礼します。