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今日の一句
海苔あぶる 香漂う 冬の朝
と言うことで今回は、海苔についてまとめていきたいと思います。
海苔と言えば、私が思い浮かべるのはコンビニのおにぎりを思い浮かべるか、
ほかには、味付け海苔や韓国海苔のように食べやすい大きさに切り分けてくれている商品を思い浮かべるようになりました。
昔のように、自分であぶって食べやすいサイズに切っていただくこともすくなくなりましたし、、
なかなか、海苔をあぶった時の匂いを嗅ぐことも無くなりましたね。
皆さんはどうですか?
海苔のサイズ
全型(ぜんけい)
タテ21センチ×ヨコ19センチの基本(きほん)サイズ。半切(はんさい)
全型(ぜんけい)を半分(はんぶん)に切(き)った大きさ。ヨコに切る場合(ばあい)と、タテに切る場合がある。三切(さんさい)
全型(ぜんけい)を3等分(とうぶん)に切(き)った大(おお)きさ。四切(よんさい)
全型(ぜんけい)の4分の1サイズ。図(ず)のように十字(じゅうじ)に切(き)る場合(ばあい)と、タテ4等分(とうぶん)にする場合がある。六切(ろくさい)
全型(ぜんけい)の6分の1サイズ。八切(はっさい)
全型(ぜんけい)の8分の1サイズ。十二切(じゅうにさい)
全型(ぜんけい)の12分の1サイズ。
子供のころは、全型サイズの海苔をかるくあぶって食べやすい大きさに切り分けてから食べることがほとんどでした。
海苔の数え方
海苔の数え方ですが、全型(19×20)サイズを10枚で、一帖と呼びます。
一帖=10枚
全型も10枚以下でしたら枚を使いカットしてあるものも枚を使うとのことです。
畳や部屋の広さを表す時も帖・畳と言った表現をしますが、まったく違う大きさになります。
海苔は海苔の 一帖
畳は畳の 一帖・畳
と言うことでした。
畳自体も地域によってサイズが違うように、全型のサイズも海苔のメーカーによっては、多少の大きさの違いがみられるようです。
だいたいこのくらいの大きさだったかなー?
ぐらいで覚えておいたほうがよさそうでした。
海苔の歴史
海苔については、古くは奈良時代初期に編纂された『常陸国風土記』に登場しており、
ヤマトタケルに関して次のような記述が見られる。
「古老の曰(い)へらく、倭武の天皇 海辺に巡り幸(いでま)して 乗浜(のりのはま)に行き至りましき。時に浜浦(はま)の上に多(さは)に海苔〔俗(くにひと)、乃理(のり)と云ふ〕を乾せりき。」
同じく『出雲国風土記』においても、
「紫菜(むらさきのり)は、楯縫(たてぬひ)の郡(こほり)、尤(もと)も優(まさ)れり」
という記述がある。
楯縫郡は現在の島根県出雲市の内で、平成17年(2005年)合併前の平田市にほぼ相当し、そこには海苔を特産品とする十六島海岸がある。
また大宝2年(702年)の2月6日に執行された
大宝律令においては、海苔が租税の対象として
記載されており、ちなみにこれにより
2月6日が「海苔の日」とされている。
和銅3年(710年)に遷都した平城京には、海草類を売る「にぎめだな」(和布店)、海苔や昆布を佃煮のように加工したものを売る「もはだな」(藻葉店)という市場も存在した。
こうして海苔は日本の食文化に定着し、10世紀頃に源順の撰した『和名類聚抄』や『うつほ物語』には、甘海苔や紫海苔といった具体的な名称で海苔が登場している。
海苔は古くは天然のものを採るだけだったが、江戸時代になると養殖技術が確立し、江戸湾(東京湾)で採れた海苔(紫菜)を和紙の製紙技術を用いて紙状に加工するようになった。
これが「浅草海苔」で、現在市販されている板海苔が完成する。
海苔は大変貴重な食材だったようです。
海苔・おいしいですからね。。。
海苔の旬
出典:http://www.nori-japan.com/kisokouza/kiso-main3.html
海苔の収穫は11月~翌年3月までが旬と言われる時期になります。
新海苔と言われるものもこの時期ですね。
海苔自体は1年中売られている商品なので私は、あまり気にして食べていなかったのですがせっかく調べたのでこれからは少し意識して食べてみたいと思います。
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海苔の産地
1年間で約100億枚の海苔が、全国各地で生産されています。
生産地を大別すると、宮城、千葉、神奈川、愛知、三重などの
「東日本ブロック」。
大阪、和歌山、兵庫、岡山、広島、山口、香川、徳島、愛媛など瀬戸内海に面する
「瀬戸内ブロック」
「九州ブロック」
の3つに分けられます。
海苔は、ほとんどが養殖との事です。
海苔の天然は、岩海苔と呼ばれているようです。
岩海苔ってよく聞きますよね?
普段食べている海苔は養殖物で、海岸の岩場に生えているものモノを手で岩からむしってきた海苔を岩海苔というとのことです。
岩海苔と言うのは、養殖以外の海苔の総称を岩海苔と言うとのことです。
海苔の種類
海苔を、食べ方で大きく分類すると2種類になるようです。
紙のように加工しておにぎりなどに使うのが、
1・紅藻(あまのり)
この種類に含まれる代表的なのが、
などになるようです。
粉のような状態で焼きそばにかけたりお味噌汁にするのが、
2・緑藻(あおのり)
と言うことになるようです。
この種類は、淡水(川や湖)などに生息する種類もいれば海水(海)で生息する種類もいるようです。
海水の代表的な種類としては、
- アオノリ(青海苔)
- カサノリ(傘海苔)
- アオサ(石蓴)
淡水の代表的な種類としては、
- カワノリ(川海苔)
と言う感じになるようです。
その中でも、アオサ科の中をもう一つ分けて、
アオサ属とアオノリ属となるようです。
これらを全部ひっくるめて海苔と呼ぶようです。
3・褐藻類(かっそうるい)
もう1種類は海苔とは違うのですがせっかく調べてので書いておきます。
褐藻類と呼ばれている種類があってその中で代表的なのが、
- コンブ(昆布)
- ワカメ(若布)
- ヒジキ(鹿尾菜)
- ホンダワラ、モズク(水雲)
- ハバノリ(幅海苔)
この3種類全体で海藻と言うことになります。
ハバノリってこんなかんじです。
私が海苔と言われて、イメージするのとはちょっとちがいます。
日本人と海苔
日本人は昔から海苔を食べてきました。
そのような歴史があることから、生の海苔を消化できる微生物が日本人のおなかの中にはいて、外国人のおなかの中にはいないという研究結果をフランスの学者さんが発表したようです。
2010年にフランスの微生物学研究チームが、「生の海苔を消化できるのは日本人だけ」という研究結果を発表したところからきています。
ただ、この話は生の海苔と言うことで焼いたりすると日本人特有の微生物がいなくても消化できると言うことのようです。
それでも、生海苔が消化できて良かったです。
生海苔の酢の物とかおいしいですよね。
海苔の栄養
ビタミンC
焼海苔約1帖には、みかん1個に含まれる1.5倍の量のビタミンCが含まれています。
ビタミンCには、メラニンの生成を抑えてシミを防ぐ効果と、できてしまったシミを薄くするダブルの美白効果があります。
ビタミンCは、このダブル美白効果が認められている数少ない成分といわれています。
また、たばこを吸う方は、ニコチンがビタミンCを破壊してしまうため、毎日たっぷり補給したいものです。
一般に、ビタミンCは熱に弱いため調理すると栄養素が破壊されてしまいますが、海苔に含まれているビタミンCは熱に強く、焼いても栄養素が壊れないのが特徴です。
食物繊維
海苔の約3分の1は食物繊維です。なんとほうれん草の約2倍近くも含まれています。
食物繊維といえば、女性の宿敵便秘に効果的です。このほか、血中コレステロール値を低下させ、発がん物質などを体外に排出する働きもあるため、動脈硬化症や糖尿病、大腸ガンなどの成人病予防にもいいと言われています。
食物繊維は野菜に多く含まれますが、海苔の食物繊維は野菜に含まれる食物繊維と違い柔軟で、胃壁や腸壁を傷つけることなく穏やかな整腸作用を行ないます。またこの種の食物繊維は細菌による腸内でのビタミン合成にも役立っているともいわれています。さらに、腸内の有害なアミンや有害金属の除去にも有効です。
ビタミンA
海苔には、12種類ものビタミンが含まれています。
育ち盛りの子供たちが、1日に必要とするビタミンAの量は約500ugですが、海苔2枚で同じ量を摂ることができます。
緑黄色野菜が嫌いなお子さまには、野菜の代わりに海苔を食べさせるといいでしょう。
ビタミンB1・B2
海苔約3枚には豚肉肩ロース(薄切り肉約1枚分/30g)にあたるビタミンB1、B2が含まれています。
この量は、成人女性が1日に必要なビタミンB1、B2の必要量に相当します。
ビタミンB1、B2は、糖質を効率よくエネルギーにかえてくれるので、食欲がない時や疲れやすい時に摂ると、疲労回復に役立ちます。ごはんも糖質ですから、おにぎりに海苔を巻いたりするのは、日本人の知恵といえるでしょう。
鉄分
貧血予防・・・というと鉄分、鉄分というとレバーやほうれん草と連想しがちですが、海苔約5枚で、なんと牛レバー1切れ分(約40g)、ゆでたほうれん草1わ分と同量の鉄分が含まれています。
牛乳(1本200cc)なら約8本、卵なら1.7個分にあたる量が含まれているため貧血予防に大活躍です。レバーが苦手な方にもおすすめです。
カルシウム海苔には、現代人に不足しがちなカルシウムやヨードなどのミネラルが豊富に含まれています。
海苔2枚で牛乳なら約15cc、卵なら1/2個分と同量のカルシウムが含まれているんです。カルシウムは、骨を丈夫にするだけでなく、骨粗鬆症の予防やイライラを解消するともいわれています。
育ち盛りのお子さんや妊娠中の方は、たっぷり食べて骨を丈夫にしましょう。
EPA
海苔には、がん予防に効果的と注目されているβ-カロチンやコレステロール値を下げる働きがあるEPA(イコサペンタエン酸)が豊富に含まれています。
なかでもEPAは、イワシやサンマなどの青魚にも含まれる油脂で、今注目されている栄養素のひとつです。
この他、悪玉コレステロールを減らしたり、肥満の原因である中性脂肪を減少させる効果もあるといわれるので、生活習慣予防に効果的です。
海苔はビタミンだけでなく、タウリンも豊富に含まれています。
タウリンは、悪玉コレステロールを減らしたり、高血圧に関連した動脈硬化、血管障害、脳血栓などの脳疾患、心筋梗塞、心不全に効果があるといわれます。その他二日酔い、慢性肝炎、白内症、糖尿病にも効果があるといわれます。
タンパク質
お酒を飲むと、肝臓でアルコール分解作業を行うことはご存じですか。肝臓はこの作業を行うとき、タンパク質を消費するため、お酒を飲む時はタンパク質を補う食べ物をとることが大切です。
海苔には、タンパク質が豊富に含まれています。タンパク質が豊富な食品としては大豆が挙げられますが、 海苔2枚で、ゆでた大豆約15gに相当します。
また、タンパク質だけでなく、強肝作用のあるタウリンも多く含まれていますから、海苔を使ったおつまみをお酒の肴にすることにより、タンパク質が補え、肝臓の働きも高まることになります。
グルタミン酸
海苔には、日本伝統的な味である、グルタミン酸(主に昆布に含まれるうまみ成分)、イノシン酸(主にかつおぶしに含まれるうまみ成分)、グァニル酸(主にしいたけのだし汁に含まれるうまみ成分)を含んでいます。これらの味をすべて含んでいる天然食品は、海苔以外にないといわれています。
海苔は、海と太陽の恵みが生んだ「日本の味」。
だからごはんに海苔を巻いただけでおいしいんですね。
と言うことで今回は海苔と言うことでまとめてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は、この辺で失礼いたします。
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